- 庭便り - 【 まるい石と四角い石 】
2025年1月20日(月)
これはかつて大阪にあったドイツ文化センターに展示する為に作られました。
エレベーターの重量制限や建物の耐過重を考えて裏面から石をくりぬいて作られました。
石をくりぬくのは大変な作業ですがこの作品を発表する為に牧生は粉だらけになって制作しました。
石には摂理があります。それは3方向の石の目です。
一番割れやすい方向が水平方向であり、石工さんはこれを一番と呼びます。おそらくは地球の重力が関係していると思われます。
二番は南北か、と思われるところですが、そうではなく東西が二番です。そして一番割れにくいのが南北の三番です。石工さんは石を掘り出すとき、この石の目の印を付けてから初めて石を動かします。そうすることで後の仕事が大変らくになります。大きな岩盤は石の目に沿ってヒビが入り水が染み込み四角く(やや平行四辺形に)割れてゆきます。この四角が石の持つ本質的な形であると牧生は考えました。そしてもう一方のまるい形とは四角い石の角が欠けて削れ風化してゆく形です。河原の石は水に流されすり減ってまるくなっています。
このふたつの形が石の本質的な形であると牧生は考え様々な四角い石とまるい石を作りました。
ミチガーデンに来られた時は先ずこの対になった作品をご覧ください。
そこから皆さまと牧生の会話が始まります。
石に触れると間接的か、もしくはダイレクトに牧生の手と触れ合う事ができるかもしれません。
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