「山口牧生 石の周辺 ミチ・ガーデンから」出版案内




黒御影石に条痕を刻み、ベンガラを摺り込む表現技法で独自の境地を確立し
た、日本の現代彫刻を代表する作家、山口牧生。
石の彫刻家・山口牧生の没後10年に合わせて企画出版される読本です。
遺稿集(『美術手帖』に1985〜86年の1年間、計12回にわたって連載されたコラム「石の周辺」)を中心に、作家の伴侶であり、影響を与え合った、詩人・山口三智の14編の詩歌を収録。
また、長女さとこの手により開設された彫刻庭園「Michi-Garden」についてまとめた文章と風景写真を収録しています。
同書は、様々な角度から山口牧生その人を探り当てる手掛かりとなるでしょう。
なお、寄稿文では、故人と古くから関わり、長く作品を見続けて来た美術評論家の酒井忠康氏が、より私的な視点から芸術一家、山口家の人間模様について、氏ならではの示唆に富んだ文章で綴り、本書を通読する上で重要な要となっています。


編者 :山口さとこ
編集・デザイン:株式会社ノマル
発行 :株式会社美術出版社
発行日:2011年12月16日
発行部数:1,000部
サイズ:14.8x10.5 cm
頁数 :152ページ
価格 :\953(税込 \1,000)




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